総評 |
全国規模大会では、毎回遠征者の猛威に晒され、そしてそれをことごとく撥ね返してきた道民アルカナ勢。それらを迎え撃つべくキャラ対策を重ねたり、有名店大会の動画の研究をしたりと攻略に余念の無かった道民たちですが、大会当日いざ蓋を開けてみると道外遠征者は0でいつものまったり身内アルカナ大会となりました。
こうなると優勝候補は当店大会で5連覇、前夜祭大会でも優勝した北のミスターアルカナ【VJしぐしぐ】(フィオナ)と北の弱キャラ職人【がお】(ドロシー)のコンビ、【こんな弱キャラチームに(プッ】がまず筆頭として挙がります。
その下馬評通り【こんな弱キャラチームに(プッ】は決勝に圧倒的な実力差を見せ付けて全ての試合をストレート勝利で勝ち上がってきます。
このチームの対抗馬として有力候補なのが【記念参加勢@A】の【KYU】(このは)【オカピタ】(きら)でこちらのチームも同じく決勝までストレートでの勝ち上がりで力強さを見せ付けます。しかもこの【記念参加勢@A】はそれぞれの試合のセット数も予選は全て2-0という徹底ぶり。強力な安定感をアピールします。
決勝は日頃の身内読み要素から、両チームのオーダーが試合展開に大きな影響を与える局面。荒らし要素の大きいきらに対して接近戦での強みがあるドロシーを当てていきたい【こんな弱キャラチームに(プッ】の読みが当たって初戦はきらvsドロシーに。しかし【オカピタ】(きら)の粘り強さときら様ドライバーが冴えまくって何と【記念参加勢@A】が先鋒戦を制してリーチを掛けます。
追い込まれた【VJしぐしぐ】(フィオナ)に対するのは通常大会でいつも上位に食い込んでいる【KYU】(このは)。しかしこの試合で【VJしぐしぐ】は普段あまり使わない音のアルカナを選択。東京遠征の際に【VJしぐしぐ】がネタとして温めていた音のアルカナを使った攻めに【KYU】は翻弄されてしまいます。結局【VJしぐしぐ】の要所要所でのアクセンタスによってこのはの纏わりつきを全て拒否して勝利します。
1-1で迎えた優勝決定戦最後の試合【VJしぐしぐ】vs【オカピタ】。ここでも【オカピタ】の投げ技は冴えまくります。ほとんどのダメージを投げで奪って1本目を奪取すると会場のムードは【オカピタ】側に大きく流れました。2本目も序盤、相殺合戦からの投げを連続で決めていく【オカピタ】。投げ2セットから画面端に追い込まれた【VJしぐしぐ】でしたがここは冷静な切り返しでピンチを切り抜けて1-1に戻します。
お互いリーチのかかった3本目。しかしここは【オカピタ】の開幕ジャンプ一点読みの空中投げスカりを見逃さなかった【VJしぐしぐ】がそのまま畳み込んでパーフェクトで圧勝。優勝をもぎ取りました。
身内大会だったのに最後はかなり緊迫した展開で道民たちも大いに盛り上がり良い大会になったと思います。まだ道内枠は1枠あるので、道外勢に持っていかれないように盛り上げていきましょう。
闘劇レポートページはこちらから→
|